
導入部
「猫カフェを経営しているけれど、思ったより利益が出ない…」
「お客さんは来ているのに、なぜか手元にお金が残らない」
そんな悩みを抱えている経営者の方は少なくありません。
猫カフェ業界は近年、競争が激化しており、ただ「猫がいる癒し空間」を提供するだけでは生き残れない時代になっています。
実際、開業から3年以内に閉店する猫カフェは全体の約40%にも上ると言われています。
しかし、諦める必要はありません。
実は、ちょっとした工夫と戦略的な施策で、収益は大きく改善できるのです。
この記事では、実際に成果が出ている7つの収益アップ術を、具体的な数字とともに詳しく解説します。
明日から実践できる内容ばかりですので、ぜひ最後までお読みください。

1. 料金プランの見直しで客単価30%アップ
一律料金制の落とし穴
多くの猫カフェが採用している「60分1,200円」といった一律の時間制料金は、実は大きな機会損失を生んでいます。
なぜなら、この料金設定では、混雑する休日も空いている平日も、開店直後も夕方も、すべて同じ価格で提供していることになるからです。
顧客の需要は時間帯や曜日によって大きく異なるのに、価格が固定されているのは非効率的です。
航空券やホテルが需要に応じて価格を変動させるように、猫カフェも柔軟な料金設定を導入すべきです。
効果的な料金プラン設計
以下のような料金体系の見直しが効果的です:
時間帯別料金
- 平日昼間(10:00-17:00): 60分1,000円
- 平日夜間(17:00-21:00): 60分1,300円
- 休日全時間: 60分1,500円
- 開店直後・閉店前割引: 60分800円
滞在時間別プラン
- 30分コース: 700円(短時間利用の需要を取り込む)
- 60分コース: 1,200円(標準)
- 90分コース: 1,600円(10分あたりの単価を下げてお得感を演出)
- フリータイム(3時間): 2,500円(長時間滞在を促進)
セットプラン
- カフェタイム60分+ドリンク付き: 1,500円
- 猫おやつ体験付き90分: 1,800円
- 写真撮影サービス付き: 2,000円
ある東京都内の猫カフェでは、この料金体系の見直しを実施したところ、客単価が従来の1,200円から1,560円へと30%向上し、月間売上が45万円増加したという実績があります。
実装のポイント
料金改定は既存顧客の反発を招く可能性があるため、以下の点に注意しましょう:
- 事前に1ヶ月前からSNSやHP、店内掲示で告知する
- 既存の常連客向けには移行期間として特別割引を提供する
- 「より多くのお客様に利用していただくため」という理由を丁寧に説明する
- 料金表をわかりやすくデザインし、予約時に明示する
2. SNS活用で集客コストをゼロに

猫カフェとSNSの相性は最高
インスタグラムやTikTokは、猫カフェにとって最強の集客ツールです。
猫のかわいい姿は本質的にSNS映えするコンテンツであり、広告費をかけずとも拡散される可能性を秘めています。
実際、フォロワー数1万人を超える猫カフェのアカウントも珍しくなく、中には5万人以上のフォロワーを持つ店舗もあります。
これは数百万円の広告費に匹敵する価値があります。
効果的なSNS運用の5つのポイント
1. 猫の個性とストーリーを伝える
ただ猫の写真を投稿するのではなく、それぞれの猫の個性やストーリーを伝えることが重要です。
例えば:
- 「人見知りだった三毛猫のミミが、今日初めてお客さんの膝に乗りました!」
- 「食いしん坊のタマ、今日も隙を見てスタッフのおやつを狙っています」
- 「新入り猫のクロ、先輩猫たちとの初対面の様子」
このようなエピソードは、フォロワーの感情を動かし、「会いに行きたい」という来店動機を生み出します。
2. 投稿時間を固定する
毎日午後8時、午前11時など、固定の時間に投稿することでフォロワーの習慣化を促します。
多くの人がリラックスしている夜の時間帯や、昼休みの時間帯が特に効果的です。
3. ハッシュタグ戦略
以下のようなハッシュタグを組み合わせて使用します:
- 大規模タグ: #猫カフェ #猫好きさんと繋がりたい(競争は激しいが露出は多い)
- 中規模タグ: #東京猫カフェ #猫カフェ巡り(ターゲットを絞り込む)
- 小規模タグ: #渋谷猫カフェ #三毛猫カフェ(競争が少なく上位表示されやすい)
- オリジナルタグ: #店舗名 #店舗の猫の名前
4. UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用
来店客が撮影した写真を積極的にリポストすることで、信頼性の高い宣伝効果が得られます。
リポストする際は必ず許可を取り、投稿者を明記しましょう。
また、「#店舗名で投稿するとリポストされるかも!」という仕掛けを作ることで、自然と宣伝してくれるファンが増えます。
5. ストーリーズとリールの活用
通常投稿だけでなく、24時間で消えるストーリーズや短尺動画のリールも積極的に活用しましょう。
特にリールは拡散力が高く、フォロワー以外にも届きやすい特徴があります。
猫が遊んでいる様子や、ご飯を食べている様子などの動画は、高い再生回数を稼げます。
成功事例
大阪のある猫カフェは、SNS運用に力を入れたところ、わずか6ヶ月でフォロワーが2,000人から15,000人に増加し、月間の新規客が約120人増えました。
広告費はゼロで、これだけの集客効果を得られたのです。

3. 物販で利益率50%超を実現
物販が猫カフェ経営を安定させる理由
飲食サービスの利益率が一般的に20〜30%程度であるのに対し、物販は50%以上の高利益率を実現できます。
さらに、物販は天候や曜日に左右されにくく、安定した収益源となります。
猫カフェを訪れるお客様は、すでに猫好きというターゲットが絞り込まれた優良顧客です。
この顧客層に対して、適切な商品を提供すれば高い購入率が期待できます。
売れ筋商品カテゴリー
オリジナルグッズ(利益率60〜70%)
店舗の猫をモチーフにしたオリジナル商品は、他では買えない特別感があり、よく売れます:
- ポストカード(制作単価30円、販売価格150円)
- ステッカー(制作単価50円、販売価格300円)
- トートバッグ(制作単価800円、販売価格2,500円)
- アクリルキーホルダー(制作単価200円、販売価格800円)
- カレンダー(制作単価500円、販売価格1,800円)
少量から発注できるオンデマンド印刷サービスを利用すれば、在庫リスクも最小限に抑えられます。
猫用おやつ・おもちゃ(利益率40〜50%)
来店客が店内で猫と遊ぶ際に使用できる商品は、体験価値とセットで販売できるため購入率が高くなります:
- 猫じゃらし(仕入れ価格300円、販売価格700円)
- 猫用おやつ(仕入れ価格200円、販売価格500円)
- またたび入り玩具(仕入れ価格400円、販売価格1,000円)
写真関連商品(利益率50〜60%)
来店時に撮影した写真を商品化するサービスも人気です:
- インスタントプリント(原価50円、販売価格300円)
- フォトブック(制作費800円、販売価格2,500円)
- 缶バッジ(制作費100円、販売価格500円)
オンライン販売で収益を拡大
店内販売だけでなく、オンラインショップも併設すれば、来店できない遠方のファンからも収益を得られます。
BASE、STORES、メルカリShopsなど、初期費用無料で始められるプラットフォームが多数あります。
SNSのプロフィールにオンラインショップのリンクを貼っておけば、フォロワーが直接購入できます。
特に人気猫のグッズは、会ったことがない人でも「SNSで見て好きになった」という理由で購入してくれます。
実績データ
神奈川県のある猫カフェでは、物販に本格的に取り組んだ結果、物販売上が全体売上の25%を占めるまでに成長しました。
月間売上100万円のうち25万円が物販で、そのうち利益は約13万円。
これは飲食サービスのみの場合と比べて、月間利益が約40%増加したことを意味します。

4. 貸切プランで単価を3倍に
貸切プランの収益インパクト
貸切プランは、通常営業の2〜3倍の収益を短時間で生み出せる強力な施策です。
例えば、通常時間帯に5名のお客様が来店した場合の売上が約6,000円(1人1,200円×5名)であるのに対し、
5名グループの2時間貸切で20,000円〜30,000円の収益が得られます。
さらに、貸切の場合は飲食やケーキなどのオプション追加率が高く、総売上は35,000円〜40,000円に達することも珍しくありません。
需要が高い貸切プランの種類
誕生日会プラン(2時間25,000円)
- 人数: 5〜10名
- 含まれるもの: 貸切利用、ドリンク飲み放題、バースデーケーキ、デコレーション
- 追加オプション: 写真撮影サービス(+5,000円)、猫用おやつタイム(+2,000円)
女子会プラン(2時間20,000円)
- 人数: 4〜8名
- 含まれるもの: 貸切利用、ドリンク・軽食、フォトプロップス貸出
- 特徴: 平日夜の需要が高い
企業向けチームビルディングプラン(3時間50,000円)
- 人数: 10〜15名
- 含まれるもの: 貸切利用、ケータリング手配、猫とのふれあい体験
- 特徴: アニマルセラピー効果で社員のストレス軽減
カップル貸切プラン(1時間12,000円)
- 人数: 2名
- 含まれるもの: 完全貸切、記念撮影サービス
- 特徴: プロポーズや記念日に人気
効果的な時間帯の活用
貸切プランは以下の時間帯で特に効果的です:
- 平日夜(19:00〜21:00): 通常営業では客足が少ない時間帯を高単価で販売
- 営業時間前後: 開店前(9:00〜10:00)や閉店後(21:00〜22:00)の時間を活用
- 定休日: 臨時営業として貸切のみ受け付ける
予約管理のポイント
貸切プランを成功させるには、適切な予約管理が不可欠です:
- 予約期限: 最低2週間前までに予約を受け付ける(準備時間の確保)
- キャンセルポリシー: 1週間前まで無料、3日前50%、前日以降100%
- 事前決済: クレジットカード情報を取得し、ドタキャンリスクを軽減
- 人数変更: 3日前までは無料、それ以降は変更不可
実績事例
埼玉県のある猫カフェでは、月に8〜10回の貸切プランを実施することで、月間売上が約20万円増加しました。
特に企業向けプランは単価が高く、1回の実施で通常営業3〜4日分の売上に相当します。
5. サブスク会員で安定収入を確保
サブスクリプションモデルの威力
月額制のサブスクリプション(定額制)モデルは、収益の予測可能性を高め、経営を安定させる優れた仕組みです。
従来の都度払いモデルでは、天候や季節、曜日によって売上が大きく変動しますが、サブスク収入があれば、毎月一定の収益が確保できます。
さらに、会員は一般客よりも来店頻度が高く、物販購入率も高い傾向にあるため、副次的な収益増加効果も期待できます。
効果的な会員プラン設計
ライトプラン(月額2,500円)
- 月4回まで30分利用可能
- ドリンク1杯無料
- 物販10%オフ
- ターゲット: 近隣在住で頻繁に通いたい方
スタンダードプラン(月額4,500円)
- 月6回まで60分利用可能
- ドリンク毎回1杯無料
- 物販15%オフ
- 貸切プラン優先予約権
- ターゲット: 猫カフェのヘビーユーザー
プレミアムプラン(月額8,000円)
- 無制限利用(1日1回まで、60分以内)
- ドリンク・軽食毎回無料
- 物販20%オフ
- 月1回の会員限定イベント参加権
- 新入り猫との優先ふれあいタイム
- ターゲット: 熱烈なファン
会員限定特典で付加価値を高める
サブスク会員には、金銭的なメリットだけでなく、体験的な特別感を提供することが重要です:
- 新入り猫の優先ふれあい: 新しい猫が来た時、会員だけが最初に触れ合える
- 猫の誕生日イベント: 会員限定で猫の誕生日パーティーに参加できる
- 裏側ツアー: 猫の生活スペースやお世話の様子を見学できる
- 命名権: 新入り猫の名前を会員投票で決定する
- 会員限定グッズ: 一般販売されない特別なグッズがもらえる
収益シミュレーション
仮に50名の会員を獲得した場合の月間収益:
- ライトプラン(2,500円): 20名 = 50,000円
- スタンダードプラン(4,500円): 25名 = 112,500円
- プレミアムプラン(8,000円): 5名 = 40,000円
- 合計: 202,500円の安定収入
これは家賃や人件費などの固定費をカバーする強力な基盤となります。
さらに、会員が来店時に追加でドリンクや物販を購入すれば、そこからも収益が生まれます。
会員獲得のための施策
- 初月無料キャンペーン: 試しやすくして会員登録のハードルを下げる
- 年間プラン割引: 年払いで10%オフなど、長期契約を促進
- 友達紹介特典: 紹介者・被紹介者双方に1ヶ月無料などのインセンティブ
- アップグレード優遇: 下位プランから上位プランへの変更で特典付与

6. コスト削減で利益率を10%改善
収益改善は売上増だけではない
収益を上げるには、売上を増やすだけでなく、コストを削減する視点も不可欠です。
猫カフェの主なコストは、家賃、人件費、光熱費、猫の飼育費用ですが、このうち家賃以外は改善の余地があります。
小さな改善の積み重ねが、年間では数十万円〜100万円以上の利益改善につながることも珍しくありません。
光熱費の削減(月間3〜5万円の削減可能)
照明のLED化
- 蛍光灯からLEDへの切り替えで電気代30〜40%削減
- 初期投資は5〜10万円だが、1年半〜2年で回収可能
- LEDは発熱も少なく、夏場のエアコン負荷も軽減
エアコンの適切な管理
- 夏場の設定温度を26〜27度に(人も猫も快適な温度)
- 冬場は20〜21度に設定
- フィルター清掃を月1回実施(効率が15%向上)
- 営業時間外は完全にオフにする(つけっぱなしを防ぐ)
営業時間外の電源管理
- タイマーコンセントの活用で待機電力をカット
- 冷蔵庫や必要最小限の設備以外は完全オフ
- 月間約5,000円の削減が可能
猫の飼育費用の最適化(月間2〜3万円の削減可能)
フードとトイレ砂のまとめ買い
- Amazonや楽天の定期購入で5〜10%オフ
- 業務用サイズの購入で単価を下げる
- 複数の猫カフェと共同購入して卸価格を交渉
健康管理の効率化
- 定期検診を計画的に行い、病気の早期発見でコスト削減
- ワクチンや薬は動物病院と価格交渉
- ペット保険の加入で突発的な医療費に備える
消耗品の見直し
- ペットシーツは業務用パックで購入
- 清掃用品はプライベートブランド商品を活用
- 品質を保ちつつコストパフォーマンスの高い商品を選定
人件費の最適化(月間5〜8万円の削減可能)
シフト管理の効率化
- 客数データを分析し、混雑時間帯にスタッフを集中配置
- 閑散時間帯は最小人数(1〜2名)で対応
- シフト管理アプリ(ジョブカン、シフオプなど)で無駄を削減
業務の標準化
- マニュアルを整備して新人教育時間を短縮
- ベテランスタッフに頼らない仕組みづくり
- 清掃や猫の世話の手順を最適化
学生アルバイトの活用
- 土日祝日は学生スタッフを中心に配置
- 平日昼間は主婦層のパートを活用
- 時給を抑えつつ、働きやすい環境で定着率を高める
その他のコスト削減施策
仕入れ先の見直し
- ドリンクやお菓子の仕入れ先を複数比較
- 業務用スーパーやネット通販を活用
- 地域の他店舗と共同購入で価格交渉
広告費の最適化
- 効果の薄い広告媒体は停止
- SNS活用で広告費をゼロに(前述)
- 口コミマーケティングに注力
削減効果のシミュレーション
- 光熱費削減: 月間40,000円
- 飼育費用削減: 月間25,000円
- 人件費最適化: 月間60,000円
- その他削減: 月間15,000円
- 合計: 月間140,000円 = 年間168万円の利益改善
売上が変わらなくても、これだけのコスト削減ができれば、利益率は大幅に向上します。

7. コラボ企画で新規顧客を開拓
コラボレーションの戦略的意味
地域の他業種や企業とのコラボレーションは、新しい顧客層にリーチする絶好の機会です。
自店舗のリソースだけでは限界がある集客やブランディングを、パートナーの力を借りて拡大できます。
特に、猫カフェと親和性の高い業種とのコラボは、双方にメリットがあり、成功率が高い傾向にあります。
効果的なコラボレーション事例
カフェ・ベーカリーとのコラボ
近隣の人気カフェやベーカリーと組んで、特別メニューを提供します:
- 「猫カフェ×パン屋さん」: 猫の肉球型パンを共同開発
- 「猫カフェ×ケーキ屋さん」: 店舗の猫をモチーフにしたケーキを販売
- 相互送客: それぞれの店舗で割引クーポンを配布
実施期間は1〜2ヶ月の限定にすることで、希少性を演出し、SNSでの話題性を高めます。
書店・図書館とのコラボ
「猫と読書」をテーマにしたイベントは、読書好きという新しい顧客層を開拓できます:
- 猫をテーマにした本のブックフェア開催
- 猫カフェ内での読書タイム企画(持ち込み本OK)
- 著者を招いてのトークイベント+猫とのふれあい
ハンドメイド作家とのコラボ
地域のハンドメイド作家と組んで、猫グッズの委託販売やワークショップを開催:
- 猫モチーフのアクセサリー販売(売上の30%を手数料として収益化)
- 「猫の首輪を作ろう」ワークショップ(参加費3,000円)
- 作家のファンが猫カフェに来店するきっかけに
企業向けコラボ
法人との提携は、安定した大口収益につながります:
- 福利厚生サービス: ベネフィット・ステーション等に登録して企業従業員の利用を促進
- ストレスケアプログラム: 企業の健康経営施策として猫カフェ利用を提案
- チームビルディング研修: 猫とのふれあいを通じたコミュニケーション研修
- 撮影協力: 広告やドラマのロケ地として貸し出し(1回5〜10万円)
地域イベントへの参加
地域の祭りやイベントに出店・協賛することで、認知度を高めます:
- 猫グッズ販売ブース出展
- 猫カフェ紹介パンフレット配布
- 猫の写真展示
季節限定コラボの威力
季節やイベントに合わせたコラボは、SNSで拡散されやすく、高い宣伝効果があります:
バレンタイン×チョコレート店
- 猫型チョコレート販売
- カップル向け貸切プラン
- インスタ映えするフォトスポット設置
ハロウィン×仮装イベント
- 猫も飼い主も仮装して写真撮影
- 仮装コンテスト開催(優勝者は次回無料)
- ハロウィン限定グッズ販売
クリスマス×ギフトショップ
- クリスマス限定猫グッズ販売
- プレゼント用ギフトセット
- サンタコスプレ猫との撮影会
コラボの進め方
- パートナー選定: 立地、顧客層、ブランドイメージが合致する相手を選ぶ
- 企画提案: 双方にメリットがある企画を具体的に提示
- 役割分担: 費用負担、作業分担、収益配分を明確化
- 期間設定: 1〜2ヶ月の限定企画として話題性を確保
- 広報活動: 双方のSNSやメディアで同時に告知
- 効果測定: 来客数、売上、SNS反応を数値で評価
成功事例
東京・吉祥寺の猫カフェは、近隣の人気ベーカリーとコラボして「猫の肉球パン」を開発。2ヶ月間の限定販売で、新規客が月間80名増加し、コラボパンの売上だけで25万円を達成しました。
さらにSNSでの拡散により、通常営業日の来客数も15%増加する副次効果が生まれました。
よくある質問(FAQ)
Q1. 料金改定は既存のお客様から反発されませんか?
A. 適切な告知と説明を行えば、多くのお客様に理解していただけます。
重要なのは、「なぜ料金を変更するのか」を丁寧に説明することです。
「より多くのお客様に快適にご利用いただくため」
「猫たちのより良い環境づくりのため」といった理由を明示しましょう。
また、常連客向けには移行期間として特別割引を提供したり、
会員制度を導入して優遇したりすることで、不満を軽減できます。
実際に料金改定を実施した多くの猫カフェでは、
一時的に数名の離脱はあったものの、全体としては売上が向上しています。
Q2. SNSの更新を毎日続けるのは大変そうです
A. 毎日投稿する必要はありません。週3〜4回の投稿でも十分効果があります。
また、以下の工夫で負担を軽減できます:
- 予約投稿機能を活用: 時間のある時にまとめて撮影・投稿予約
- スタッフ全員で分担: 各スタッフが週1回担当する
- ストーリーズを活用: 作り込まなくてもOKな日常投稿
- 同じ写真を複数のSNSに投稿: インスタとX(旧Twitter)で同時投稿
投稿の質より継続性が重要です。
完璧を目指さず、まずは続けることを優先しましょう。
Q3. 物販の在庫管理が不安です
A. 最初は少量から始めましょう。
オンデマンド印刷サービスを利用すれば、10個単位から発注でき、在庫リスクを最小限に抑えられます。
売れ行きを見ながら徐々に種類や数量を増やしていけば、在庫過多のリスクは避けられます。
また、季節商品は期間限定にすることで、売れ残りを防げます。
まずはポストカードやステッカーなど、低単価で場所を取らない商品から始めるのがおすすめです。
Q4. サブスク会員が集まるか心配です
A. 最初から大人数を目指す必要はありません。
まずは10〜20名の獲得を目標にしましょう。
既存の常連客に声をかけ、「お得ですよ」とアピールすれば、興味を持ってくれる方は必ずいます。
また、「初月無料」「最初の30名限定で特別価格」といったキャンペーンを実施すれば、お試し登録のハードルが下がります。
一度会員になってもらえれば、その便利さを実感して継続してくれる方が多いです。
SNSでも会員限定イベントの様子を発信すれば、「私も参加したい」という新規会員が増えていきます。
Q5. コスト削減で猫の環境が悪くならないか心配です
A. この記事で提案しているコスト削減策は、猫の福祉を損なうものではありません。
むしろ、LED照明は発熱が少なく猫にとっても快適ですし、計画的な健康管理は病気の早期発見につながります。
削減すべきは無駄なコストであって、猫のフードの質を落としたり、医療費をケチったりすることではありません。
猫の健康と幸せあってこその猫カフェですので、その点は決して妥協してはいけません。
効率化によって浮いたコストを、猫のためのより良い環境づくりに再投資するのが理想的です。
Q6. 小規模な猫カフェでもこれらの施策は有効ですか?
A. はい、むしろ小規模店舗の方が柔軟に施策を実行できます。
大型店舗は組織が複雑で意思決定に時間がかかりますが、小規模店舗はオーナーの判断ですぐに動けるのが強みです。
特にSNS運用、料金プラン見直し、物販強化は、規模に関わらず効果があります。
サブスク会員も、10〜30名程度からスタートできます。
自分の店舗に合った施策を選んで、できることから始めてみましょう。
Q7. どの施策から始めればよいですか?
A. 最も即効性があるのは「料金プランの見直し」と「SNS活用」です。
この2つは初期投資がほぼゼロで、すぐに始められます。
次に「物販強化」に取り組み、
安定してきたら「サブスク会員制度」を導入するという順番がおすすめです。
コスト削減は並行して進められます。
すべてを一度に始める必要はありません。
3ヶ月ごとに1つずつ新しい施策を追加していくペースで十分です。
まとめ:今日から始める猫カフェ収益改善
猫カフェの収益改善は、決して難しいことではありません。
この記事で紹介した7つの施策を実践すれば、確実に経営状態は改善します。
すぐに始められる施策チェックリスト:
□ 料金プランの見直しを検討する
□ SNSアカウントを開設・投稿を開始する
□ オリジナルグッズの制作を計画する
□ 貸切プランのメニューを作成する
□ 会員制度の設計を始める
□ 光熱費削減のための設備を見直す
□ コラボ可能な近隣店舗をリストアップする
すべてを一度に実行する必要はありません。
まずはできることから一つずつ始めてみましょう。
3ヶ月後、6ヶ月後、1年後には、確実に成果が見えてくるはずです。
猫カフェ経営は大変ですが、工夫次第で収益を大きく改善できます。
あなたの猫カフェが地域で愛される繁盛店になることを心から願っています。
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