
最終更新:2025年3月|出典:国税庁「令和6年分民間給与実態統計調査」、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」ほか
「自分の年収は40代の平均より高い?低い?」
仕事への責任が増し、家庭の支出も増える40代。ふと自分の年収が平均と比べてどうなのか気になる方は多いでしょう。
この記事では、国税庁などの最新公的データをもとに、40代の平均年収を男女別・職種別・学歴別などさまざまな角度から徹底的に解説します。
40代の貯金平均はいくら?
40代の貯金平均はいくらなのでしょうか
「同年代はどれくらい貯金しているのか」
「自分の貯金額は少ないのではないか」
40代になると、住宅ローンや教育費、老後資金など将来のお金について考える機会が増え、他の人の貯金額が気になる方も多いでしょう。
実際、40代は人生の中でも支出が増えやすい年代です。
子どもの教育費や住宅ローンなどの負担が重なる一方で、老後資金の準備も始める必要があります。そのため、思うように貯金ができないと悩む人も少なくありません。
この記事では、金融広報中央委員会や各種調査データをもとに、40代の貯金平均や中央値をわかりやすく解説します。
さらに、
- 40代の平均貯金額
- 貯金の中央値(リアルな金額)
- 貯金ゼロの割合
- 40代から貯金を増やす方法
についても詳しく紹介します。
「自分の貯金は平均と比べてどうなのか?」
「これからどれくらい貯めればいいのか?」
そんな疑問を持つ方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
「40代の平均貯金額」はこちら
📌 この記事のポイント
・40代の平均貯金額は約650万〜800万円
・40代の貯金中央値は約250万〜300万円
・40代の約3割は貯金なしというデータもある
・住宅ローンや教育費で貯金が減りやすい年代
・40代からでも貯金を増やす方法を解説
① 40代の平均年収はいくら?
国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、40代前半(40〜44歳)の平均年収は491万円、40代後半(45〜49歳)は521万円です(ボーナス・各種手当含む)。
また、最新データである令和6年分(2024年)の調査では、日本全体の平均年収は477.5万円とされており、40代はこれを大きく上回る水準です。
| 年齢区分 | 平均年収(全体) | 男性 | 女性 |
|---|---|---|---|
| 40〜44歳(40代前半) | 491万円 | 602万円 | 335万円 |
| 45〜49歳(40代後半) | 521万円 | 643万円 | 346万円 |
| (参考)30代後半 | 約461万円 | 約558万円 | 約302万円 |
| (参考)50代前半 | 約545万円 | 約680万円 | 約330万円 |
出典:国税庁「令和4年分民間給与実態統計調査」、令和5年分同調査をもとに作成
30代から40代にかけて平均年収は着実に上昇しており、40代後半は多くのビジネスパーソンにとって生涯で最も稼げる時期の一つです。
転職サイトdodaの調査(2024〜2025年)でも、40歳の平均年収は503万円(男性575万円・女性420万円)と報告されています。
💡 40代の年収の特徴
- 20〜30代と比べて年収の個人差が拡大する時期
- 管理職や専門職への昇格で年収が急上昇するケースも
- 40代後半(45〜49歳)は多くの調査でピーク水準に
② 男女別の平均年収の差
40代の年収で最も目立つ特徴が男女間の格差です。
国税庁データでは、40代前半で男性602万円・女性335万円と約267万円の差があります。
👨 40代男性 602〜643万円
(前半〜後半)
👩 40代女性 335〜346万円
(前半〜後半)
男女差が生まれる背景
この大きな差にはいくつかの構造的な要因があります。
① 雇用形態の違い:
内閣府の調査によると、女性の非正規雇用率は約53.6%と、男性の21.8%を大きく上回ります。
非正規雇用では年収が正社員の半分以下になることも多く、平均値を大きく引き下げています。
② 管理職比率の違い:
MS-Japanの調査では、40代後半の男性では管理職(課長以上)の割合が増える一方、女性では管理職比率が依然として低い状況です。
役職手当がつかないことで年収差が広がります。
③ キャリアの中断:
育児や介護などでキャリアを一時中断する女性が多く、昇進・昇給の機会が男性より限られるケースがあります。
📊 年収の伸び方にも大きな差
40代前半→後半にかけての年収上昇幅は、男性が約41万円アップするのに対し、女性はわずか約11万円にとどまります(国税庁データ)。
男性はこの時期に管理職昇格などで大きく年収が伸びやすい一方、女性は伸びが鈍化しやすい構造があります。
ただし近年は変化も見られます。
転職市場では女性の40代も専門性の高い職種で年収が上昇しており、JAC Recruitmentの2024年データでは、40代女性の転職後年収が900万円台に達するケースも出ています。
③ 職種別・業界別の平均年収ランキング
40代の年収は、職種・業界によって大きく異なります。
以下のランキングは、複数の転職サイト・調査機関のデータをもとにまとめたものです。
40代の業界別平均年収ランキング(上位10業界)
| 順位 | 業界 | 40代平均年収(目安) |
|---|---|---|
| 1 | 金融・証券・保険 | 850〜1,100万円 |
| 2 | コンサルティング | 800〜1,100万円 |
| 3 | IT・通信(エンジニア系) | 700〜900万円 |
| 4 | 商社(総合・専門) | 700〜900万円 |
| 5 | 経営企画・内部統制 | 700〜800万円 |
| 6 | 医療・製薬(専門職) | 600〜800万円 |
| 7 | 製造業(管理職) | 550〜700万円 |
| 8 | 小売・流通 | 450〜600万円 |
| 9 | サービス業全般 | 400〜550万円 |
| 10 | 飲食・宿泊業 | 350〜450万円 |
出典:doda「平均年収ランキング」、JAC Recruitment 2024年実績をもとに作成。
管理職・専門職含む目安の数値
40代の職種別平均年収(主要職種)
MS-Japanおよびdodaのデータによると、40代の職種別年収はおおよそ以下のとおりです。
公認会計士・税理士:約1,029万円
1,029万円
経営企画:約763万円
763万円
ITエンジニア(上級):約700万円
700万円
営業(金融系):約650万円
650万円
人事・法務(専門職):約600万円
600万円
一般事務・バックオフィス:約400〜500万円
約450万円
介護・福祉職:約380万円
380万円
出典:MS-Japan「ミドル世代雇用実態レポート2024」、doda平均年収データをもとに作成(目安値)
金融・コンサルティング系の専門職は40代で1,000万円超に達するケースもある一方、サービス系や介護系は平均年収が低い水準にとどまります。
専門資格の有無や管理職経験が、40代の年収を大きく左右するポイントです。
④ 学歴別・企業規模別の年収差
学歴別の平均年収(40代)
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」によると、40代における学歴別の平均年収には大きな差があります。
| 学歴 | 40代前半 | 40代後半 | 前半→後半の上昇幅 |
|---|---|---|---|
| 大学院卒 | 約570万円 | 約670万円 | +100万円 |
| 大学卒 | 約520万円 | 約580万円 | +60万円 |
| 短大・高専卒 | 約410万円 | 約480万円 | +70万円 |
| 高校卒 | 約380万円 | 約410万円 | +30万円 |
| 中学卒 | 約320万円 | 約340万円 | +20万円 |
出典:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」をもとに作成(男女合計・目安値)
学歴が高いほど40代後半に向けた年収の伸びが大きくなる傾向があります。
特に大学院卒は40代前半から後半で100万円以上の上昇が見られるのに対し、中学・高校卒では伸びが小さく、若いうちに年収が頭打ちになりやすいことがわかります。
企業規模別の平均年収(40代)
同じ40代でも、勤める会社の規模によって年収は大きく変わります。
| 企業規模 | 40代の平均年収(目安) |
|---|---|
| 大企業(1,000人以上) | 約660万円 |
| 中企業(100〜999人) | 約530万円 |
| 小企業(10〜99人) | 約463万円 |
出典:マイベスト記事(各種公的データをもとにした目安値)
大企業と小企業では年間200万円以上の差が出ることもあります。
大企業は基本給・賞与ともに高く設定されやすい傾向があり、40代でのキャリアを考える際に企業規模は重要な要素の一つです。
⑤ 「平均年収」と「中央値」の違いに注意
年収データを見るうえで重要なのが、「平均値」と「中央値」の違いです。
doda調査によると、40代の年収中央値は約450万円です(平均値は500万円超)。
このような差が生まれる理由は、年収1,000万円以上の高収入層が平均値を引き上げるためです。
📌 中央値と平均値、どちらを参考にすべき?
一般的なビジネスパーソンの「普通の年収水準」を知りたいなら中央値が参考になります。
自分が上位何%にいるかを知りたいなら平均値との比較が有効です。
- 40代の平均年収:500〜520万円程度(高収入層に引き上げられた数値)
- 40代の年収中央値:約450万円程度(より実態に近い数値)
例えば40歳の平均年収が約558万円であるのに対し、中央値は489万円とされています。
この差からも、自分の収入が全体のどの位置にいるかを把握するには、中央値にも注目することが大切です。
⑥ 40代から年収を上げる方法

40代はキャリアの転換点であり、「このままでいいのか」と考える人が増える年代です。
年収アップを狙うには具体的なアクションが必要です。
1. 転職でのキャリアチェンジ
厚生労働省「令和6年上半期雇用動向調査」によると、35〜39歳で転職した人の約45%が転職後に賃金が上昇しています。
40代でも、自身の専門スキルや管理職経験を武器に、より高給の企業へ移ることで年収アップを実現できます。
特に金融・IT・コンサルティング業界への転職は高収入につながりやすい傾向があります。
2. 管理職・専門職への昇格を狙う
厚生労働省の調査によると、課長職の平均年齢は48.8歳です。
40代後半に向けて管理職ポジションを目指すことで、役職手当が加わり年収が大きく上昇するケースがあります。
3. 資格・スキルアップへの投資
公認会計士・税理士・弁護士・ITストラテジストなどの高度な専門資格を持つ40代の年収は一般より大幅に高い水準にあります。
資格取得はハードルが高いですが、その分リターンも大きいです。
4. 副業・フリーランス活動の活用
2020年代以降、大企業でも副業解禁が進んでいます。
40代で培った専門知識・人脈を活かしたコンサルティングや顧問契約、ライティングなどの副業は、本業年収のプラスアルファとして有効です。
5. 投資・資産形成との組み合わせ
年収を「給与所得だけ」で考えるのではなく、NISAやiDeCoを活用した資産運用を並行することで、トータルの「生涯可処分所得」を高める視点も40代には重要です。
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⑦ まとめ:40代の年収、あなたはどのポジション?
この記事で紹介した40代の平均年収データをまとめると以下のとおりです。
| 区分 | 平均年収(目安) |
|---|---|
| 40代全体の平均 | 500〜520万円 |
| 40代男性の平均 | 602〜643万円 |
| 40代女性の平均 | 335〜346万円 |
| 40代の年収中央値(全体) | 約450万円 |
| 大企業勤務・40代 | 約660万円 |
| 金融・コンサル系・40代 | 800〜1,100万円 |
| サービス・介護系・40代 | 380〜500万円 |
40代の年収は、性別・職種・業界・企業規模・学歴・雇用形態によって大きく異なります。
平均値だけを見て「自分は平均以下だから…」と落ち込む必要はなく、まずは自分と同じ職種・業界・規模の会社での平均と比較することが重要です。
もし現在の年収に不満があるなら、40代はまだ十分に年収を改善できるタイミングです。
転職・昇格・スキルアップなど、自分に合った方法で年収アップを目指してみてください。
✅ この記事のまとめ
- 40代の平均年収は500〜520万円(国税庁データ)
- 男女格差は40代で最大に拡大し、差は約250〜300万円
- 金融・コンサル・ITが高収入、サービス・介護が低め
- 大企業と中小企業では年収差が年間200万円以上になることも
- 平均値より中央値(約450万円)を参考にするのがより実態的
- 40代は転職・昇格による年収改善の最後のチャンス
【参考資料】
・国税庁「令和4年分・令和5年分・令和6年分 民間給与実態統計調査」
・厚生労働省「令和4年・令和5年 賃金構造基本統計調査」
・厚生労働省「令和6年上半期雇用動向調査」
・doda「平均年収ランキング(年齢別)2024〜2025年版」
・MS-Japan「ミドル世代(30・40代)の雇用実態レポート2024」
・JAC Recruitment「日本の平均年収2025年最新版」
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