
「内部リンクって何?どこに貼ればいいの?」
ブログ運営を始めたばかりの方が最初につまずくポイントの一つが、内部リンクの正しい設置方法です。
内部リンクはSEO対策において非常に重要な要素でありながら、間違った貼り方をするとむしろ評価が下がることもあります。
この記事では、WordPress初心者でもすぐに実践できる内部リンクの正しい貼り方を、具体的な手順とともに徹底解説します。
読み終わったその日から実践できる内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
👇ブログ全体のSEO対策については「SEO対策の完全ガイド」で詳しく解説しています。
① 内部リンクとは?基本的な意味と仕組み
内部リンク(Internal Link)とは、同じドメイン内の別ページへのリンクのことです。
たとえば、自分のブログ記事Aの中に、同じブログの記事Bへのリンクを貼ることを「内部リンクを設置する」と言います。
これに対して、他のサイト(別ドメイン)へのリンクは「外部リンク」と呼ばれます。
内部リンクと外部リンクは、SEO上まったく異なる役割を持っています。
SEO記事を書く前には、まず検索されるキーワードを決めることが重要です。詳しい方法は「ブログのキーワード選定を徹底解説」で紹介しています。
内部リンクと外部リンクの違い
| 項目 | 内部リンク | 外部リンク |
|---|---|---|
| リンク先 | 同じサイト内のページ | 別のサイトのページ |
| 主な目的 | 回遊率向上・サイト構造の整理 | 信頼性の向上・参考資料の提示 |
| SEO効果 | クローラビリティ向上・評価の分配 | サイテーション・権威性の向上 |
| コントロール | 自分で自由に設定できる | 相手サイトに依存する部分がある |
Googleのクローラー(Googlebot)はリンクをたどってWebサイトを巡回します。
内部リンクを適切に設置することで、クローラーがサイト内の全ページを効率よく発見・インデックスできるようになります。
これが、内部リンクがSEOに重要な理由の一つです。
② 内部リンクを貼るメリット3選
メリット1:SEO評価が向上する(ページランクの流通)
内部リンクは、Googleがサイト内のページ同士の関係や重要なページを理解するための手がかりの一つになります。
そのため、関連性の高い記事同士を適切につなぐことで、サイト全体の構造をわかりやすく整理できます。
特に、サイトの中心となるピラーページには、関連する記事から自然な形でリンクを設置するとよいでしょう。
私のブログでは、内部リンクを見直した結果、Googleアナリティクスで確認した平均滞在時間が約1.5倍になった時期がありました。
※サイト全体の状況や計測期間によって数値は変わります。
メリット2:ユーザーの回遊率が上がる
読者が記事を読んでいるとき、関連する記事へのリンクがあると「もっと読んでみよう」という気持ちになります。
これがサイト全体の平均セッション時間の増加や直帰率の低下につながります。
関連記事へのリンクを適切に設置すると、読者が必要な情報を続けて探しやすくなります。結果として、サイト内を回遊するきっかけにもなります。
メリット3:クローラビリティが向上する
内部リンクが少ないと、サイト内で他のページから参照されていない「孤立したページ(Orphan Page)」が生まれることがあります。
このようなページは、Googleが発見するきっかけが少なくなる可能性があります。
適切な内部リンクを設置することで、ユーザーだけでなく検索エンジンにもサイト内のページ構造を伝えやすくなります。
③ WordPressでの正しい内部リンクの貼り方【手順】
WordPressのビジュアルブロックエディター(Gutenberg)で内部リンクを貼る方法を、ステップごとに説明します。
通常ブロックエディターでの貼り方
- リンクを設置したいテキストを選択する記事本文の中で、リンクにしたいテキスト(アンカーテキスト)をマウスでドラッグして選択します。
- ツールバーの「リンク」アイコンをクリックテキスト選択後、上部に表示されるブロックツールバーの中から「🔗(リンク)」アイコンをクリックします。
ショートカットキー(Ctrl+K / ⌘+K)でも開けます。 - 検索ボックスに記事名またはURLを入力表示される入力欄にリンク先の記事タイトルの一部を入力すると、候補が自動表示されます。
そのまま選ぶだけでURLが自動設定されます(外部リンクの場合はURLを直接入力)。 - 「新しいタブで開く」の設定を確認内部リンクは同じタブで開くのが基本です(新しいタブ不要)。
外部リンクの場合は「新しいタブで開く」にチェックを入れましょう。 - Enterキーまたは「↩」で確定するEnterキーを押すとリンクが設置されます。
テキストに下線とリンク色が付いていれば設置完了です。
カスタムHTMLブロックで貼る場合(HTMLコード)
カスタムHTMLブロックを使う場合は、以下のように記述します:
<a href="https://example.com/related-article/">アンカーテキスト</a>
💡 内部リンクHTMLの各属性の意味
- href:リンク先のURL(必須)
- title:リンク先について補足情報を付ける場合に使用できます。
- rel=”noopener”:target=”_blank”を使う場合のセキュリティ対策(内部リンクは基本不要)
- target=”_blank”:内部リンクには付けないのが基本
④ アンカーテキストの選び方と注意点
アンカーテキストとは、リンクが貼られているテキスト部分のことです。
「こちらをクリック」「詳しくはこちら」という書き方はSEO上では非常に効果が薄く、むしろ機会損失です。
❌ NG例
内部リンクについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
✅ 良い例
詳しくは内部リンクの正しい貼り方と設置戦略の記事をご覧ください。
アンカーテキストのベストプラクティス
- リンク先の内容が一目でわかるキーワードを含める
- 30文字以内を目安にコンパクトにまとめる
- 同じアンカーテキストを同ページ内で何度も使わない
- 「こちら」「詳細はここ」など意味のない言葉を避ける
- リンク先のターゲットキーワードをアンカーに含める
⑤ 内部リンクの戦略的な配置場所
内部リンクはどこに貼っても同じ効果があるわけではありません。記事の中での位置によって、ユーザーへの訴求力とSEO効果が変わります。
効果的な内部リンクの配置場所
| 配置場所 | 使い方 |
|---|---|
| 記事冒頭 | 関連する基礎記事を案内 |
| 本文中 | 内容に関連する記事を自然に案内 |
| まとめ | 次に読む記事を案内 |
| サイドバー | 重要ページなどを案内 |
ピラーページ戦略を意識する
効果的な内部リンク設計の鍵は「ピラーページ(柱となる重要ページ)」に多くのリンクを集めることです。
具体的には、以下のような階層構造(トピッククラスター)を意識しましょう:
📌 トピッククラスター構造の例
ピラーページ(大テーマ記事):「SEO対策の完全ガイド」
↕
クラスターページ(小テーマ記事):
・「内部リンクの正しい貼り方」← 今読んでいるこの記事
・「メタディスクリプションの書き方」
・「タイトルタグのSEO最適化」
・「サイトスピード改善の方法」
各クラスターページからピラーページへリンクを貼り、ピラーページからも各クラスターへリンクすることで、Googleにテーマの専門性を伝えられます。
⑥ やってはいけない内部リンクのNG例
NG例1:関連性の低いリンクを貼りすぎる
内部リンクは、数を増やせばよいというものではありません。
記事の内容と関係の薄いリンクを大量に設置すると、読者が必要な情報を見つけにくくなる可能性があります。
内部リンクは本数を固定するのではなく、記事の内容に関連し、読者が次に知りたい情報へ自然に進めるページを選ぶことが大切です。
NG例2:同じページに同じリンクを何度も貼る
同じページへのリンクを何度も設置しても、読者にとって情報が増えるとは限りません。必要な場所に、自然な形でリンクを設置しましょう。
NG例3:関係のないページへリンクする
記事の内容と全く関係のないページへのリンクは、ユーザーの混乱を招き、直帰率の悪化につながります。
必ず文脈に合った関連性の高いページへリンクするようにしてください。
NG例4:リンク切れ(404エラー)を放置する
リンク切れはユーザーが目的のページにアクセスできなくなるため、ユーザー体験を損なう可能性があります。
定期的にリンク切れをチェックする習慣をつけましょう。
❌ やってはいけないこと
・意味のないアンカーテキスト「こちら」
・1記事に20本以上のリンク
・関係のないページへのリンク
・リンク切れの放置
・nofollow を内部リンクに乱用
✅ 正しい内部リンク
・キーワードを含むアンカーテキスト
・必要な場所に関連性の高いリンクを設置
・テーマに関連したページへ
・定期的なリンク切れチェック
・ピラーページに評価を集中
⑦ 内部リンクに役立つWordPressプラグイン
Link Whisper(有料)
AIが自動的に関連記事を提案し、ワンクリックで内部リンクを設置できるプラグインです。
大量の記事を持つサイト運営者に特に人気があります。
英語UIですが操作は直感的です。
Yoast SEO / RankMath(無料・有料)
SEOプラグインとして有名なYoast SEOとRankMathは、内部リンクの提案機能も備えています。
無料版・有料版で機能差がある場合があるため、「プラグインのバージョンやプランによって利用できる機能が異なります」。
記事作成時に関連する自社記事を自動提案してくれるため、内部リンクの設置漏れを防ぎやすくなります。
Broken Link Checker(無料)
サイト内のリンク切れを自動で検出・通知してくれるプラグインです。
内部リンク・外部リンク両方のリンク切れをダッシュボードから一覧確認できます。
💡 プラグインなしでリンク切れチェックする方法
Google Search Consoleの「ページのインデックス登録」レポートやURL検査を利用して、インデックス状況を確認できます。
リンク切れはユーザーが目的のページにアクセスできなくなるため、ユーザー体験を損なう可能性があります。
📝 まとめ
初心者はまず3か所に貼ればOK
内部リンクの設置場所に迷ったら、まずは「記事冒頭・本文中・まとめ」の3か所を意識しましょう。
ただし、すべての記事に無理に3本貼る必要はありません。読者が次に知りたい内容がある場合に、自然な流れで関連ページへ案内することが大切です。
この記事では、内部リンクの正しい貼り方とSEO戦略について解説しました。
最後に重要ポイントをまとめます。
- 内部リンクは同一ドメイン内のページへのリンク。SEO・回遊率・クローラビリティを高める
- WordPressでは選択テキスト→リンクアイコン→URL/記事名で設置できる
- アンカーテキストには「こちら」ではなくキーワードを含む具体的な言葉を使う
- 内部リンクは「3~8本」という固定数にこだわるのではなく、読者にとって関連性の高いページを、必要な場所に自然に設置しましょう。
記事の長さや内容によって適切な本数は異なります。 - ピラーページ(重要記事)に内部リンクを集めるトピッククラスター戦略が効果的
- 内部リンクは基本的に同じタブで開く(target=”_blank”は不要)
- リンク切れは定期チェックして速やかに修正する
内部リンクは一度整えたら終わりではなく、記事を追加するたびに見直す継続的な作業です。
新しい記事を公開したら既存記事からも内部リンクを貼る習慣をつけると、じわじわとSEO効果が現れてきます。
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内部リンクと合わせて実践することで、SEO効果がさらに高まります。
下記の関連記事もぜひ参考にしてください。
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